こんにちは。ヒサノアスカ(@AsukaHisano)です。
このブログを立ち上げた主なきっかけは さくらのレンタルサーバ ライトでも力技を使えばWordPressを使えると知ったからですが、実は同じくらい重要だったのが2017年春に届いた一通のお知らせメール。
それが、 さくらのレンタルサーバ ライトでも独自SSLを使えるようになったというニュースリリースでした。
ブログを始めるならWordPress&独自ドメイン&常時SSL化がほぼ常識になっている中、15年以上使い続けているサーバーがその条件を(若干ムリヤリながらも)満たすことになったのです。
もちろんそこで即座に行動に移したわけではありませんが、それでも将来の行動には繋がりました。
とまあそんな経緯はさておいて、この記事では さくらのレンタルサーバ
で無料のSSLを使ってWordPressをSSL化する手順を解説します。
事前準備:サーバーにドメインを設定する
さくらのレンタルサーバ
の場合、独自SSLを使えるのは独自ドメインに限ります。
つまり さくらのレンタルサーバ
が売りにしているオプションのサブドメインでは使えません。
なので必ず事前に自分のサイト用のドメインを取得して、サーバーに設定しましょう。
手順については以前書いた↓の記事をご参考にどうぞ!
独自ドメインをSSL化する
それではさっそく始めましょう。
まず さくらのレンタルサーバ
のドメイン一覧ページに入り、SSLを適用したいドメインの「SSL」にある「登録」をクリックします。

今回は無料SSLを使用するので、「無料SSLの設定へ進む」をクリック

すると無料SSL証明書についての色々な説明が出てくるので、目を通して一番下の「無料SSLを設定する」をクリックしましょう。

すると↓のような画面になり、無料SSL適用の手続きが開始されます。

この後、 さくらのレンタルサーバ
から「SSLサーバ証明書発行のお知らせ」というメールが届けばドメインのSSL化は完了です。
WPを常時SSL化する
さて、SSL証明書発行のメールを受け取り、初回ログインをしてWordPressに入ったらSSL設定を開始します。
通常であれば、常時SSL化には.htaccessを使っていろいろ設定や対応する必要があるのですが、さくらの場合はSSL化プラグインを導入することで以下の点が一気に対応されます。WordPress5.7以降はWordpressそのものでSSL設定ができるようになりました。
手順についてはぶっちゃけ本家のヘルプにて動画付きでとても詳細な手順が公開されているので、そちらをご参照。
最後にhttpsでサイトURLにアクセスしてみて表示されたら常時SSL化は成功です!
おわりに
というわけで、 さくらのレンタルサーバ
上のWordPressをSSL化する手順でした。
プラグインが準備されているおかげで.htaccessの手続きが不要になるためとても楽です。
個人的に気になるのは、もし初めからWordPressをSSLドメインで構築した場合もこのプラグインが必要になるのかどうか……という点ですが、まあおまじない的に入れておいてもいいんじゃないかなと思います。
ちなみに他のサーバーに移転する際には、さくらのSSL化プラグインは事前に無効化・削除した上で移転作業をしないと不具合が出るかもしれませんのでご注意ください。
しばらく忙しくしている間に色々あちらもこちらもシステムが変わっていたようで、すっかりウラシマ状態です(笑)
とはいえ、サイトのSSL化はますますデフォルトとなってきているので、新たなサイトを作成された際には、忘れず設定するようにしましょう。